夏の終わりに、家の”疲れ”を見逃さない。外壁セルフチェック術
今年の夏は、例年以上の猛暑が続いていますね。
外に出るだけで体力を奪われるような日々に、私たちもつい「涼しい部屋で休みたい…」と思ってしまいます。
そんな私たちを守ってくれている「家」も、実はこの暑さにさらされて、静かに疲れをためているのです。
特に外壁は、強い日差しや高温、急な雨風にさらされて、知らず知らずのうちにダメージを受けています。
「家の夏バテ」――それに気づいてあげることが、快適な暮らしを守る第一歩です。
🧱外壁が受ける“夏のダメージ”とは?
「家の夏バテ」に気付いたら、次はその“症状”を見てみましょう。
外壁は、私たちの見えないところで、夏の過酷な環境に耐えています。
紫外線、高温、湿気、そして突然の豪雨――これらが外壁に与える影響は、意外と深刻です。
☀️代表的なダメージ例
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塗膜の劣化・色あせ
日差しにさらされ続けることで、塗装のツヤが失われ、色がくすんで見えるようになります。
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チョーキング現象(白い粉)
塗料の成分が分解され、手で触ると白い粉がつく状態。外壁が劣化しているサインです。
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シーリング(目地材)の硬化・断裂
高温や紫外線の影響で柔軟性が失われ、ひび割れや隙間が生じることも。雨水の侵入リスクが高まります。
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ひび割れ・剥がれ
外壁材が膨張・収縮を繰り返すことで、微細なひびが広がることがあります。
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雨だれ、カビ・藻の発生
湿気が多い時期に汚れが付着しやすく、見た目だけでなく素材の劣化にもつながります。
🏠 外壁セルフチェック、まずはここを見てみましょう!
「うちの外壁、大丈夫かな?」と思ったら、まずはご自宅のまわりをぐるっと一周。以下のポイントを意識して、気になるところがないかチェックしてみましょう。
check①:日当たりのよい面の色あせ
👉ツヤがなくなっていたり、以前よりくすんで見える部分はありませんか?
check②:壁を手で触ってみて、白い粉がつくかどうか
👉これは「チョーキング現象」と呼ばれるもので、塗膜の劣化サインです。
check③:窓廻りや継ぎ目のひび割れ
👉細かいひびでも、雨水が入り込む原因になることがあります。
check④:シーリング(目地材)の硬化や割れ、隙間
👉柔らかさがなくなっていたり、断裂している部分があれば要注意。
check⑤:北側や湿気の多い場所の汚れ
👉黒ずみや緑っぽい汚れは、カビや藻の可能性も。見た目だけでなく、素材の劣化にもつながります。
check⑥:雨どいのはずれや割れ
👉雨水がうまく流れないと外壁にも影響がでます。
📷気になる箇所があれば、スマホで写真を撮っておくと、後で専門家に相談する際にも役立ちますよ。
暑さに耐える「家」にも、ちょっとした気づかいを。
外壁の様子を見るだけでも、住まいへの安心につながります。
「うちもそろそろかな…」と感じた方は、オスカーコールセンターへお気軽にご相談ください。
ご相談・お見積りは無料です。お家の健康チェック、してみませんか?