玄関の鍵が回らなくなった時の対処法|自分で出来る3つの方法

玄関の鍵が回らなくなる不具合は、住まいるオスカーの修理受付でも数多くあり、今回の記事では対処法をご紹介したいと思います。

鍵に鉛筆の芯を振りかける

まず最初にあなたにも簡単に出来る対処法からお教えします。

鍵のきざみ部分をお持ちの鉛筆で黒くなるまで塗っていきます。鉛筆の芯の素材は、黒鉛(グラファイト)で作られており、潤滑剤の代替え品として使用できます。

2回~3回塗っていくと直ったという事例もあるので試してみてください。

市販の潤滑剤を使う

ホームセンターには、鍵穴用のパウダースプレーが販売されております。鍵穴に「プシュー」と2回ほど注入するだけで、驚くほど効果があります。ただ、効果は永久的ではないので定期的に注入が必要です。※CRC(5ー56)などの粘土性が高いものは、汚れが付着しやすくなり、故障の原因となり逆効果です。

シリンダー錠を分解&清掃

シリンダーは、思ったより簡単に分解できます。内側のサムターン部分に固定ネジが2本付いており、これを外すことで分解できます。メーカーによっては、内側にカバーがついているので、小さなマイナスドライバーでカバーを外してから分解しましょう。

分解する時は、工程ごとに部品の写真を撮りながら作業します。復旧時は写真を見ながら、戻すことができるのでおすすめです。分解し終わったら、シリンダーの中に汚れ・ゴミが詰まっていることがあるので、息を吹きかけて飛ばしましょう。また、シリンダー内部に直接潤滑剤をスプレーすることで、鍵の回りが良くなります。

それでも直らなかったら

潤滑剤や分解・清掃しても直らない場合は、シリンダーごとの交換となります。使用状況にもよりますが、早い住宅で10年~15年前後で交換をするお宅もあります。シリンダーの交換は、玄関ドアのメーカーや町の鍵屋さん、リフォーム会社でも行っているので依頼してみましょう。

メーカー依頼先