毎日の一手間で、水回りを清潔に

汚れが目立ちやすい、キッチン・お風呂などの水回り。放置しておくと、汚れが溜まって面倒なことに。でも、毎日の一手間で清潔に保つことができるのです。

oteire

水滴は「敵」!拭き取りましょう

「水回り」というだけあって、水滴が溜まりやすいのは当然。しかしこれは、「水性汚れ」ともいわれ厄介者。水に含まれる成分が汚れになり、乾くと白く結晶化して固まるのです。お風呂の鏡によく見られるのが、コレ。「水だし、そのうち乾くから」と見過ごさずに、こまめに拭き取りましょう。

蛇口や鏡、光るところはキレイに

毎日掃除しても、汚れを完璧に落とすのは無理。キレイにしておきたいポイントを、絞りましょう。蛇口や鏡といった、光るところを磨いておくとそれだけで清潔に見えます。

普段はタオルなどでさっと一拭きして、週に1回はしっかりお手入れ。鏡には吸収力のある超極細繊維クロスを、蛇口にはメラミンスポンジを使いましょう(注、メラミンスポンジが使えない鏡もあります)。

タオルもキレイに

キッチン・洗面所・トイレに備えられているタオル。これが汚れていると不潔な感じになるので、毎日取り換えましょう。使用頻度の高い場所は、1日2回取り換えるくらいの気持ちで。触って、ジトッと湿っぽかったら取り換え時です。

シワを伸ばして掛けると、清潔感アップです。また、明るい色やデザイン性のあるものを選ぶと、その場が華やかになります。特に、殺風景なトイレにはおススメです。

水回り場所のお手入れ方法

次に場所別のお手入れを紹介します。

洗面所・お風呂

洗濯機を回す前に一手間。洗面所で1日使ったタオルに、もう一働きしてもらいましょう。軽く湿らせて、シンク・鏡・蛇口を拭いてから、洗濯機へ。改めて拭き掃除をする手間が省けます。

週に1回は排水溝のお手入れ。髪の毛などを取り除いてから、排水溝専用の洗剤で汚れやヌメリを落としましょう。このペースで行うと、「見るのが怖い…」ということもありません。

キッチン

汚れが一番つきやすいのがここ!朝食後または夕食後時間が取れるときに、お手入れ。食卓用ウェットシートを布巾として使う家庭も多いと思いますが、これが意外に丈夫。テーブルなど一通り拭いたら、シンクや排水溝も拭いて処分しましょう。排水溝は洗面所・お風呂と同じく、週に1回はお手入れを。

トイレ

不快になる、トイレの汚れ。見つけ次第ブラッシングで落としましょう。しかし、それ以外にも水垢が着くので、一日1回は汚れていなくてもお手入れを。お風呂の前だと、これから身体も清潔にするので、無理なく続けられるかも。洗剤を使ったり、ふたや床を拭くのは一週間に一度でOK.

また、ブラシが汚れていると、お手入れする気になれないもの。安めのものを買い、1年で交換するのもおススメです。

今回紹介したのは、どれも2~3分でできるものばかり。習慣つけることで、お手入れは「面倒」でなく「簡単」だと思っていただければ、うれしいです。