中古住宅購入+リノベーションのメリットは?新築住宅と比較

今回の記事は「中古住宅購入+リノベーション」と新築住宅購入と比較をしていきます。

「新築住宅って思った以上に高いな・・・」
「給料は上がらないし、一軒家を持つのはあきらめようかな?」

大手ハウスメーカーの展示場に行き、見積を取ってみたら想定以上に金額がかかることが分かった。自分の給料じゃ家を建てるのはむずかしいかも、そんな思いをいだいている方にはピッタリかもしれません。

中古住宅と新築建売住宅との利便性や性能を比較

※今回の比較は、富山県の一戸建て住宅事情を考慮して記事を作成しております。

立地

新築住宅の販売件数より、中古住宅の販売件数の方が多く、同じ立地なら中古住宅の方が探しやすいかもしれません。富山県内を例に挙げてみると、中古住宅では630件、新築住宅では306件と倍以上の開きがあります。

不動産会社は、地域密着の店舗も多いので、地元の会社さんに物件を探してもらいましょう。特に中心部や大きなショッピングセンターに近い掘り出し物件を紹介してくれることもあるかも。

出展:https://www.athome.co.jp/ ※2018/6/2現在 富山県内の価格帯

間取り

新築住宅の場合は、1次取得者向けの間取り(コンパクト)が多く、近年では延床30坪~40坪ほどの住宅が多いです。また総2階のシンプルな作りで3DKと4LDKの間取りが大半を占めています。

中古住宅住宅では、延床40坪~50坪の住宅が多く、1階が広く、2階が狭い住宅が多くでています。家族構成が多い場合や広めの家に住みたい場合は、中古住宅がおすすめです。大規模なリフォームも同時に検討する場合は、構造的に可能かどうか事前に確認をしておきましょう。

性能

住宅の性能で最重要ポイントは、安全性と快適性です。特に家の耐震・断熱などは、新築・中古住宅でも確認しておきましょう。耐震性は、1981年と2000年に大きく建築基準法が改訂されおり、1981年以降に建てられた物件は、新耐震基準と呼ばれております。2000年には阪神大震災を教訓に、耐震金物の規定が変更されました。図面や資料を確認して建てられた年代を確認してみましょう。

断熱性能は、窓や断熱材を中心に確認していきます。窓は、最低限でもペアガラス、断熱材は天井・壁・床などにグラスウールなどが入っているか確認しましょう。あるとないとでは、光熱費に大きさ差がでてきます。またリフォームで後から断熱性能を向上させることも可能です。

参考記事:中古住宅購入時の注意点を現役のホームインスペクターが解説!住宅性能編

価格

  • 新築住宅:2,470.21万円
  • 中古住宅:1,456.94万円

出展:https://www.athome.co.jp/ ※2018/6/2現在 富山県内の価格帯

アットホームの取り扱いデータで比べてみると約1,000万円の差があります。中古住宅は築年が経過している物件も多く、資産評価額も下がっている状態なので割安になっています。ただ、状態が良いものもあれば、悪いものもあるかもしれないので、現物の確認を行いましょう。

参考記事:インスペクション(住宅診断)結果から見る、築30年の中古住宅に多い家の不具合とは?

自由度

新築建売住宅の場合も中古住宅の場合も、現物購入になり自由度はないと言えます。ただ中古住宅の場合価格が安い分、自分好みにリノベーションし間取り変更やコーディネートを変えることが可能です。さすがに新築をリノベーションする人はいないので、どうしても新しい家に住みたい方は、自由度の高い注文住宅で検討することをおすすめします。

最後に

市場に出ている中古住宅にも、大規模なリノベーション向きの家もあれば、サクッとリフォームして住むことが可能な家もあります。中には、建て直した方が良いなという物件もあります。オスカーグループ(富山県富山市)では、不動産購入、建売住宅、注文住宅、リフォーム事業などを展開しており、トータルでご検討・比較が可能です。もし「中古住宅購入+リノベーション」をお考えでしたら、以下までお問合せください。

オスカーコールセンター 0120-00-8912