リフォーム日誌
入浴介助はとても大変。介助しやすく、負担軽減できる浴室配置を考えました。(介護リフォーム)

工事の担当者

酒井(さかい)

酒井(さかい)

6年前、お母様が自力で浴室に出入りできるよう、手すりやドア、水栓の位置を変更・取り付けさせていただいたのですが、その後ご自身での歩行が難しくなり、娘様やヘルパーさんの介助の元、車いすでの入浴をされることになりました。ところが、車いすでの出入りには、以前設置した手すりや水栓、引き戸のハンドルがかえって障害となり、入口まわりが狭くなってしまいます。そこで今回は、車いすでの介助入浴がよりしやすいようにいくつかご提案させていただきました。

リフォーム工事の主な仕様と工事の内容

浴室内の手すりを取り外し・移設。
シャワーカランの移設。
入口幅の拡大の為、入口引き戸のハンドル交換と不要な部分の撤去。

工事費 18万円
工期 3日間
施工時期 2026年5月
リフォームの種類 浴室・洗面所リフォーム

浴室入口まわり

2026年03月24日

お母様が手すりにつかまりながら出入りされていたので、入口まわりには複数の手すりが取付されています。
しかし、車いすでの出入りを考えると手すりが邪魔で入口がかなり窮屈です。

浴室内も入浴しやすいよう配慮

2026年03月26日

入口前にも横移動できるように手すりが奥まで付けられています。シャワー水栓も近くにあるので移動距離が短くて済むのですが、車いすで入ろうとすると、足を載せる部分が当たりそうになる為、出入りがとても難しかったです。(私も実際にさせていただきました)

入口まわりの障害物を見直しました。

2026年03月26日

手すりの出幅が10cm、引き戸はハンドルが枠に当たるため出幅は7cmとなっています。

入口まわりの障害物を見直しました。

2026年03月26日

できる限り入口を広く取りたいので、アルミドア枠のヒレ部分(約1cm)も切り取っていきます。

まずは手すりを取り外します。

2026年05月25日

まずは手すりを取り外しました。これだけでも、入口まわりが広く感じられます。

次に引き戸のハンドルを交換します。

2026年05月26日

交換前のハンドルは、持ちやすいよう両側がバータイプでした。ただし、引戸の構造上ハンドルが枠に当たってしまい、全開にすることができませんでした。通常であれば指を挟みにくく安全性の高い仕様ですが、今回は車いすでの出入りをスムーズにすることを優先し、介助される方にご注意いただきながらご使用頂く形としました。

風除室のハンドルを流用しました。

2026年05月26日

既製品がなかったため、玄関先で使われる風除室用のオプション部材を流用・加工して取り付けしました。脱衣室側は指をかけやすい船底取手としたので、枠に当たらず全開にすることができます。

シャワー水栓を移設して完成です。

2026年05月26日

入り口前で邪魔になっていたシャワー水栓を、入口奥の窓下へ移設しました。車いすでの介助入浴では、車いすの取り回しも重要なので、できるだけ高い位置(床から約75㎝)に取付させていただきました。この高さにしたのは、娘様が一緒に入浴される際には立ったままでも使いやすいようにするためです。しゃがまずに手が届き、さらに車いすも当たらないので一石二鳥の改善となりました。

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