リフォーム日誌
外壁シーリングはただのすき間隠しではありません。劣化していたら要注意です!(金属サイディング工事)

工事の担当者

酒井(さかい)

酒井(さかい)
[営業担当 ]

今回は外壁のシーリングの大切さの啓蒙になればと思い作成致しました。工事としては、金属サイディング重ね張り工事ですが、今回のお話を頂く前に室内の窓枠から雨漏りがあり、外壁の状態からも外装工事をお勧めさせて頂きましたが、お子さんの受験と重なっていた為、応急処置(部分シーリング改修)をして1年後に外装工事をさせて頂く事となりました。雨漏りがあった南面は、外壁の劣化以外にも壁内の状況が心配でしたので張替をご提案させて頂きました。

水野 (みずの)

水野 (みずの)
[工事担当 ]

南面は以前雨漏りしていたという事でしたので、外壁をめくって内部確認を行いました。
想定よりもひどく、木部の補修と金具の交換を行いました。

リフォーム工事の主な仕様と工事の内容

DANサイディング 金属サイディング重ね張り工事 (玄関前貼り分け有り)
玄関前:カジュアルブリックSF(カジュアルオレンジ+)、外周部:セドナL(コットンベージュ)
南面は劣化が酷かったため外壁張替としました。

工事費 370万円
工期 5週間
施工時期 2025年5月~6月
リフォームの種類 外壁リフォーム

窓枠(上)からの雨漏り

2024年03月30日

雨漏り箇所(南面)は外壁のシーリングの切れや、外壁の凍害なども多く見られ、室内にまで雨漏りした状況から、壁内に雨水が侵入している可能性が高いと判断しました。

外壁の劣化具合

2024年03月30日

南側は田が広がっていて、日中と夕方の日差しや風を遮る建物も無いので、南面の外壁は他の面と比べても本当に同じ材料なのか?と思うほど劣化していました。

外部確認をして終了

2024年03月30日

この時は、外壁の隙間等の雨漏りしそうな箇所をシーリングにて塞ぎ、雨漏りしなくなったことを確認して終了としました。

仮設工事

2025年05月09日

雨漏り補修をしてからちょうど1年が建ちました。事前に打ち合わせを行い、工事が始まります。まずは足場を組立していきます。

解体工事~木工事

2025年05月13日

まず初めに南面の外壁を解体しました。
(他の3面は、通常通り重ね張りとしました)
中を見てみると、防水シートに雨漏りの跡がしっかりついていました。
また大量に入った雨水が釘などの隙間からシートの中に入り、壁のOSB合板も腐っていました。

外壁補修・防水完了

2025年05月15日

木部は補強と張替。緩んでしまった金具も新しく取替えを行い、最後に防水シートを貼り替えて雨漏り部分の補修が完了しました。
外壁の張替は解体費用が加算される為、重ね張り工事よりも割高になりますが、建物の状態確認や防水処理のやり替えもできるので、家にとってはメリットは大きいかと思います。

完成!

2025年06月13日

外壁工事完成です。
貼り分けは以前と同じですが、前回よりも白くスッキリとした印象になりました。

南面(雨漏り箇所)

2025年06月13日

金属サイディングは基板が金属なので、凍害も起こりませんし、シーリングの箇所も少ないので雨漏りの心配もありません。
今回しっかりと防水処理もできましたので、安心してお住まいになって頂きたいと思います。

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