リフォーム日誌
金属サイディング重ね張り工事|ケイミュー「はる一番」

工事の担当者

岩井 (いわい)

岩井 (いわい)
[工事担当 ]

品質、安全に注意しながら工事完工させます。

リフォーム工事の主な仕様と工事の内容

金属サイディング重ね張り工事

工期 1か月半
リフォームの種類 外壁リフォーム

いよいよ着工。まずは足場を組みました。

2018年05月23日

全景です。左側に見えるのは仮設トイレです。水洗式ですので、においも安心。ご近所様にもご迷惑をかけません。

工事中もガレージは使えます。

2018年05月23日

ガレージの箇所は足場を飛ばして組むこともできますので、普段と変わらずお使いいただけます。

玄関前です。

2018年05月23日

玄関ももちろん出入りできます。上部や曲がり角は、人がぶつかりやすいところなので、緩衝材を巻いてます。

既存のサイディングにコーキングを打ちました。

2018年05月28日

今回は窯業系サイディングの上に、新しく金属サイディングを重ね張りします。

既存の窯業系サイディングは見えなくなってしまいますが、この既存の壁には2次的な防水層の役割も持たせます。防水性能を高めるために、既存外壁の目地にもコーキングを重ね打ちしています。

重ね張りの施工は通気胴縁工法です。

2018年06月04日

外壁張りの工法は通気胴縁工法をとっています。

写真をみると下地の胴縁が規則的に切り欠かれているのがわかります。これらの切り欠きにより既存壁と新規壁間に空気の通る層をつくります。この通気には、壁体内の湿度や温度を抑える役割があります。壁内が高温多湿になると、結露や木の腐朽に繋がるのです。

通気胴縁工法は高温多湿になりがちな外壁内環境を調整し、見えない壁内を良好な状態に保っています。

ベランダやバルコニー腰壁は要チェックポイントです。

2018年06月08日

ベランダの腰壁天端にはアルミ笠木を被せてあることが多いですが、腰壁天端には外壁の継ぎ目が集まっており、また笠木取付のためビスも打ってあるので、壁内への漏水が心配される要チェックポイントとなります。

今回笠木は既存を再利用していますが、念のため一度外して漏れの無いことを確認し、新たにテーピングとコーキングを施しました。

張りあがってきました!

2018年06月19日

工事も順調に進み、大分外壁も張りあがってきました。

今回は外壁を横に張る仕様となっています。外壁の板は長方形になっていて、縦400㎜、横は10尺~12.5尺(3030~3788㎜)です。この横長の板を下から上へ張り上がっていきます。

色柄を張り分けていますが同メーカーですので厚みや、継ぎ目の形状を揃えることができ、張り分け部も自然な繋がりに仕上がりました。

そろそろ仕上げの工程です。

2018年06月21日

大方外壁が張り終わったころを見計らって、外壁を張るために一時的に外してあった電気メーターや換気扇のフードを戻します。

設備類を戻した後は、仕上げのコーキングを打ちます。主に窓やドアなどの開口部との取り合い部にコーキングします。1、2日でコーキングは硬化しますが、その間にうっかり触ると後が残ります。毎日のように投函されるポスト口まわりは特に要注意です。

ですので玄関回りなど来客が多い場所には、注意喚起の張り紙がしてあります。皆様もこのようなものを現場で見かけたら、「あぁ!これの事なのだな」と見るだけにして、そっとしておいてくださいね。

遂に完成です!

2018年06月25日

コーキング工事後、数日間の養生と確認期間を得ましたら、足場を解体します。そして仮設トイレと残材入れのコンテナを引き上げ、遂に完成となります。

今回の外装は正面ダークブラウンの張り分け部と、他の明るいベージュ色のコントラストがメリハリ良く、落ち着いた高級感を醸し出しています。

金属サイディング重ね貼りは、軽量のため建物への負担も少なく、美観と性能を向上できる工法です。興味を持たれた方は、ぜひお近くの住まいるオスカーへご相談下さい!


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