秋から春先にかかりやすい感染症と準備

こんにちは。住まいるオスカーです。寒い時期になると、心配になるのが感染症。咳やくしゃみをしている人がいるとマスクを付けたくなる方も多いと思います。

マスク・薬・体温計

冬は、低温・低湿度を好むウイルスが長く生存できる環境になり、感染力が強くなります。一方、人は体温が低下すると代謝活動が低下し、ウイルスに対抗する免疫力が落ちてしまい、感染しやすい状態になります。そのため、秋から春先にかけて、感染症にかかりやすくなるということになります。

感染症の中には、乳幼児がかかる病気とされていたものもありますが、近年では大人も感染しています。沢山の感染症があり、なかなか名前と症状が覚えられませんが、なかには重症化するものもあるので注意が必要です。感染症の名前と症状を少しでも覚えられれば、重症化する前に気づくことができるのではないでしょうか。今回は、寒い時期に流行する感染症を紹介します。

冬に注意したい感染症

RSウイルス感染症

乳幼児に多い急性の呼吸器感染症で、保育園、高齢者の長期療養施設でも集団発生することがあります。

新生児や生後6カ月以内の乳児が初めて感染すると、重症化しやすくなります。また、低出生体重児(出生時体重が2500g未満)、心臓や肺の基礎疾患、免疫不全、ダウン症などがリスク因子として知られており、重症化しやすいことが知られています。さらに、慢性呼吸器疾患と心疾患を合併している高齢者は重症化しやすいこともわかっていますので注意が必要です。

症状

潜伏期間は2~8日(多くは4~6日間)。発熱、鼻水、軽いせきなどの症状が2~3日続くとされています。治るまでに要する期間は通常7~12日で、入院した場合は3~4日で改善するとされています。

感染経路

  • 飛沫感染(咳やくしゃみによって、ウイルスを含んだしぶきが飛び、それが目に入ったり、吸い込んだりして感染)
  • 接触感染(ウイルスが付着したドアや手摺、椅子やおもちゃなどを触れた手で口、鼻、眼を触ったりなめたりすることで感染)

溶連菌感染症

子供がかかりやすく発疹が出る感染症です。家族間や、保育園や学校で感染が拡がる事が多いです。

症状

2~5日程度の潜伏期間ののちに、鮮紅色の発熱や激しい喉の痛みといった症状が出現します。また、舌がイチゴのようにブツブツした状態になります。風邪と違って咳や鼻水がでないのも特徴です。

感染経路

  • 接触感染(咳や鼻水はありませんが、日常生活内で出るくしゃみや咳により感染)

インフルエンザ

インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型の三つの型があります。このうち、冬に流行する「季節性インフルエンザ」を引き起こす型は、A型とB型です。インフルエンザウイルスにはさまざまな種類があるため、一度かかっても、違う型のインフルエンザに感染することがあります。

突然変異的に人にも病原性を示すようになった「新型インフルエンザ」は、ほとんどの方が初めて直面するタイプであるため有効な免疫を持っていないため、大流行を引き起こし、死亡率も高くなる可能性があります。

症状

急激な発熱や悪寒、筋肉痛や咳、鼻水などの症状が現れることもあります。1〜2日程度の短い潜伏期間の後に発症します。38度以上の高熱が3〜5日持続した後、解熱していきます。

感染経路

  • 飛沫感染(咳やくしゃみによって、ウイルスを含んだしぶきが飛び、それが目に入ったり、吸い込んだりして感染)
  • 接触感染(ウイルスが付着したドアや手摺、椅子やおもちゃなどを触れた手で口、鼻、眼を触ったりなめたりすることで感染)

ノロウイルス感染症(感染性胃腸炎)

嘔気・嘔吐と下痢を主症状とする急性胃腸炎の原因ウィルスのひとつです。

症状

ウィルスが体に取り込まれてから半日から2日の潜伏期間を経て、嘔吐が始まります。その後、水様性下痢が出現し、2日ほどの経過で回復に向かいます。

感染経路

  • 接触感染(感染者の糞便や吐物の処理後に手洗い・手指消毒が不十分なことにより感染や、感染者が用便後などに触れたドアノブやテーブルなどに触れる間接的な接触感染によって感染。)
  • 食中毒(ノロウイルスに汚染された食事を摂取することでも、急性胃腸炎が引き起こされることがあります。また、カキの中にはノロウイルスが存在することもあり、生食は特に注意が必要です。)

ロタウイルス感染症(感染性胃腸炎)

原因ウイルスであるロタウイルスは、10-100個程度でも体内に入れば感染するので、非常に感染力が強く、(便1g中には1億から100億程度のウイルスが排出されます)生後6ヶ月〜2歳の乳幼児に多くみられます。

症状

嘔吐と下痢、発熱、下腹部の痛みが主な特徴です。このような症状はノロウイルス発症時にも見られますが、ノロウイルスの場合はさほど高熱が出ません。また、ロタウイルス感染で痛くなるのは主に下腹部(腸のあたり)ですが、ノロウイルスの痛みは上腹部(胃のあたり)に生じます。白っぽい便が出ることがあるのも特徴です。

感染経路

  • 接触感染(感染者の糞便や吐物の処理後に手洗い・手指消毒が不十分なことにより感染や、感染者が用便後などに触れたドアノブやテーブルなどに触れる間接的な接触感染によって感染。)

マイコプラズマ肺炎

マイコブラズマという病原体によって引き起こされる肺炎です。

症状

潜伏期間は、通常およそ2~3週間です。発熱、全身倦怠、頭痛などです。特徴的なのが、痰の絡まない乾いた頑固な咳です。咳は解熱した後も数週間続きます。

感染経路

  • 飛沫感染(感染している人の唾液や咳を通して、人から人へとマイコプラズマがうつっていく感染の仕方)
  • 接触感染(唾液の中に存在するマイコプラズマは、ドアノブや箸などに付着したときなども、しばらく生存しています。マイコプラズマが付着した物質に直接触れ、口から取り込む接触感染)

今から準備しておこう。感染症にかかったときに便利なセット

小さなお子さんがおられるお宅は既に準備済みかもしれませんが、「感染症セット」を用意しておくことをおすすめします。感染症は突然やってきます。急に対処できず、家族みんながうつり、家族全滅なんてこともあります。特に感染力の強い感染症は普通のアルコール消毒では菌は死滅しません!感染症シーズン前にセットを準備しましょう。

セット内容

  • ビニール手袋(2組:2重に着用するため)
  • マスク
  • ゴミ袋大(2枚)
  • キッチンペーパー20枚程(使い捨て出来る雑巾や布でも可)
  • エプロン(ビニール製)
  • 塩素系漂白剤

上記をワンセットにしておくと、もしもの時慌てずに処理できます。市販品でも汚物処理に必要な物がセットになっている物があります。

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感染症にかかった場合は、感染を拡大しない事も大事です。もしかかった場合は、病院でしっかりと診てもらい、しっかりと治しましょう。小学校や保育園などでは感染症によっては出席停止期間(登園許可の目安)がもうけられています。集団感染を防ぐためにも、完治してから仕事、学校、保育園に行きましょう!