北陸地方でのはじめての屋根の塗替えと葺き替えの種類とコスト

家も10年目を堺に、外壁や屋根の外見に汚れや傷が目立ちはじめます。ご近所の目が気になったり、定期点検のときに「屋根の塗装が必要ですね」と言われたりする時期です。

また、築年数が20年を過ぎると、屋根の雨漏りの原因となるシーリング材の剥がれ、劣化が起こります。現在どの家庭でも使われている素材を考えても、10年から30年がリフォーム目安となります。

屋根のリフォームを考えたときに抑えておきたい基本的なポイントを紹介します。

屋根の色落ちが目立つ? 塗替え時期と塗装の種類

屋根塗装とは

屋根にペンキを塗ることをいいます。塗装材にも色々な種類があります。

塗装の種類 特徴 費用
アクリル系塗料 価格と耐久性が低いため、外壁・屋根用としてはお勧めしません。 1,200円/㎡ 程
ウレタン系塗料 密着性に優れ、価格、耐久性、機能性などにおいてバランスが良い。 1,800円/㎡ 程
シリコン系塗料 コストパフォーマンスに最も優れているため、屋根塗料としては主流。雨や泥を弾くためのコーティングもされているため、綺麗な状態が長く保ちやすい。  2,500円/㎡ 程
フッ素系塗料 シリコン系塗料に比べると割高になるものの、寿命の長さから屋根用塗料としては人気。対候性、耐熱性や耐寒性に優れている。予算に余裕がある方にはおすすめ。 3,000円/㎡ 程
遮熱・断熱塗料 近年人気が高まっている塗料。環境に優しい塗料が多く、光熱費を安くしたい方向きです。割高ですが一般的な塗料よりも塗膜の寿命が長く、経済的ともいえます。 2,800円/㎡ 程

価格と耐久性のバランスから一般的な家ではシリコン系塗料が最も多く使われています。耐久性、コスト、希望の色合いなどから自分の家に合ったものを選んでください。

塗替え費用

塗替えには、塗装にかかる費用の他に、通常以下のような項目で見積もりが行われます。

  1. 塗装料:上の表の塗装種類によって金額がかわります。
  2. 足場代:家よりも大きいものを組み立て、工事後は解体する足場は結構な労力が必要なため、見積もりの中でも一定の割合を占めます。延床40坪ほどのお宅で、15万~20万円程です。足場代を考えて、外壁も同時にリフォームする方が多いのはこのためです。
  3. 諸経費:工事管理費用や車両経費など工事以外の費用がかかります。一般的には、5%~10%が多いようです。

塗替えの期間

塗料本体には通常以下のような条件が書かれています。つまり、冬や梅雨は条件が悪くなりますので、時期を改めることになります。

  • 気温が5度以下のときはできません。
  • 湿度が85%以上のときはできません。

春や秋は気候が良いのでおすすめです。夏は日中は屋根の上の温度が上がりすぎてしまうため、時間帯を選んで行います。

塗替え期間

7日程度です。職人1~2人ほどで行います。塗装には手順があり、全ての面積を職人が全員で塗るのではなく、ペンキがしっかりと染みこむようにインターバル(乾燥期間)を挟んで次の部分を塗るといった工程があります。そのため、天候によっては長くかかる可能性もあります。

こんな症状が見えたらそろそろ塗り替え時!

定期点検でなければ屋根の状況を知ることは少ないですよね。塗替えは10年を目安に、と書かせて頂きましたが、以下のような症状を見かけたら地元のリフォーム会社に点検をお願いしても良いでしょう。

スレートが退色した物件

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はじめての屋根の葺き替えで知っておきたいこと

葺き替えとは

建築用語で、屋根の瓦・板などを新しいものと替えることをいいます。

北陸地方は雪が多いため、雪が少ない地域に比べると取り替え時期が早まる傾向にあります。数年おきにある点検時にチェックしてもらい、劣化が生じている部分については、雨漏りなどが発生しないよう取り替え時期を見極めましょう。

下地が傷んでない場合は、重ね葺き(カバー工法)も可能

屋根材は劣化しているが、下地はこのまま使用できる場合は「重ね葺き」を行います。ただ、屋根の重量が増えるため、元々の屋根がスレートやガルバリウム鋼板などの比較的軽い素材を使っているものでしかできません。

屋根材の種類

現在の屋根はどのような形ですか?屋根には色んな種類があります。形によって面積の広さ、コスト、防水性、壁面の影響などがかわります。屋根の形は家の外観の印象も大きく変わります。

一般的な屋根には耐久性も高い次の3つの素材が使われている場合がほとんどです。

屋根材の種類 特徴 費用
スレート  セメントが強化された素材です。安価で軽量なのが特徴です。 5,000~7,000円/㎡程
金属  金属版を屋根材にした、銅、アルミ合金、ガルバリウム網板も含みます。軽量で加工しやすいのが特徴です。 6,000円~10,000円/㎡程
日本瓦  耐久性が高く、メンテナンスの手間がかかりにくく、重厚感があります。 8,000円~10,000/㎡程

葺き替え費用

塗料に比べると葺き替えは既存に使われているものの撤去が含まれるので、見積もりもやや複雑になります。

  1. 既存屋根材の撤去・処分費
  2. 下地の補修費:屋根材の下に敷かれているのが「野地板」と呼ばれている下地材があります。
  3. 防水シート代:下地と合わせて貼ります。
  4. 屋根材費
  5. 工事代:施工を行うための人件費です。
  6. 足場代
  7. 諸経費

この他にも、雨どい、雪止めなどをつける場合には別途費用がかかってきます。屋根の面積や屋根形状によっても差がありますが、一般的には、延床40坪のお宅で100万円から150万円ほどかかります。

葺き替え工事期間

北陸地方の一般的な住宅の場合、10日程度です。職人3~4人ほどで行います。

こんな症状が見えたらそろそろ葺き替えを考えよう!

新築から20年を目安に葺き替えを行いましょう。またその他にも次のような症状が見えたら一度、専門家に点検に来て様子を見てもらいましょう。

棟瓦がずれた物件

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